たまたま東京タワーの話をしてくれて、なんとなく開いてみた。
はじめて手に取ったのは休学する前。空に輝く星にまぎれたヒトデみたいな不安と不可解なエネルギーに満ちていた頃。
過ぎ去った寒い冬を越えて、重い土を押しやって外に飛び出した新芽。今はそんな風に茶化すことができる。
そして、また目を通し、心で感じてみる。
本という名の鏡には、ほんまちっぽけな夢かどうかも分からない何かをみる自分が映ってて、少し励まされて進んだような気がして、足踏み。
孤独は、その人の感傷的な気持ちを酔わせ、漠然とした不安は、夢を語るにおいて一番必要な肴になる。
ひとりで孤独に苛まれながら、不安を携え生きていると時。実は何にも恐れてはいない時なのであり、心、強く生きている時なのである。
まだ、なにも始まってはいない。自分の人生の始めるべきなにか。そのなにかが始まらない苛立ち。動き出さない焦り。
しかし、その苦しみも、なにかが始まってしまった後で振り返ってみれば、それほどロマンチックなこともない。
本当の孤独はありきたりな社会の中にある。本物の不安は平凡な日常の片隅にある。
五月にある人は言った。
東京でも田舎町でも、どこでも一緒よ。結局は、誰と一緒におるのか、それが大切なことやけん。
リリー・フランキー 東京タワー
今、ロマンチックでもなんでもない。
けど、どーせ10年20年後、贅沢だったなと、今を振り返るんだと思う。
だから、今、存分に贅沢をする。
絵を描く。ただひたすらに。ぼやけてても少しずつ輪郭だけでもすこしずつ。
大切なことを忘れることなく。
4 件のコメント:
何をカッコいい事言いよんじゃ!!このヤロウ、抱いてくれ!!
笑。
おー抱いてやる!
今度は酒でも飲みながら
じゃね!!
お〜♪
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